子供からお年寄りまで!
2009年11月11日
以前の日本、と言ってもだいぶ前、テレビが普及し始めた頃までの日本は
子供からお年寄りまで一つの娯楽をみんなで楽しんでいたような気がします。
その頃までが丁度浪曲も全盛期、
お爺さんの膝の上で孫も一緒に浪花節のレコードを夢中で聞いた、
ラジオで虎造の「次郎長伝」が始まると
大人も子供も皆ラジオにかじりついて銭湯が空になった、
そんな話を随分先輩たちから聞かされました。
ところが現代は、子供向け、若者向け、サラリーマン向け,OL向け、お年寄り向け
などと娯楽もカテゴリーが分かれ、そこからさらに細かく趣味が分かれ
世代を超えて一つのものを皆で楽しむ・・などという機会はめったにありません。
私も芸人として生きているからにはいつかは世代を超えて
さまざまな年齢層の人々に楽しんでもらいたい!!
子供からお年寄りまで、皆さんに私の芸を聞いてもらいたい!!
そんな希望がかなう時がついにやって来ました。
1度にではなく3回に分かれはしましたが、
また楽しんでもらえたかどうかは判りませんが、
とにかく幅広い年齢層の方たちに私の芸を見て聞いていただきました。
新潟県長岡市にある旭岡中学校での公演。
隣の小学校の生徒(高学年)、父兄の皆さんも参加していたので
年齢層は10歳~50歳と言ったところでしょうか。
大阪梅田のフェニックスホール。
クラッシック専門の品のいいホールでした。
年齢層は中間の20歳~70歳。
浅草公会堂の浪曲大会、楽屋での乾杯の場面。
この日の年齢層はドンと高く50歳~90歳。
ということで3回の公演で10歳~90歳の方々に聞いていただきました。
2009年11月11日