国本武春 ベンベン旅日記(10) 涙の対面

本日の国本、うなる代わりに旅日記とまいりましょう! あがった あがった ! 〜2001.12

 旅で一番の楽しみと言えば食べる事。 そしてその食べる事の中で一番旅の情緒を感じさせてくれるのが「駅弁」である。 私も仕事でよく利用する新幹線や、各地方の列車の中で 食べる駅弁をとても楽しみにしているのだが、 やはり仕事のついでに食べる駅弁はちょいと味気ない。いくら豪華なものでも 心底楽しんで食べるという気分にはなれない。

 ある程度のまとまった休みが取れ、 「さ~、何処をどう回ろうか・・」とか「もしかしたら可愛い娘と出会えるかも・・」 と、これから始まる旅の出来事に想いを巡らせながら、 迷いに迷って駅弁を買い列車に乗り込む。 そして昼間からビールを飲み、駅弁をほおばり、車窓の景色を眺めながら、 いつもの自分をちょっと離れたところから見つめてみる。 こんな状況が駅弁の最高のヒノキ舞台なのだ。

 バイクでの旅が多い私も、突然そんな気ままな列車の旅がしてみたくなり、 数年前の秋のある日、大阪方面に向かうため東京駅へ。 列車に乗り込む前に、さあここで一番肝心な駅弁選びとあいなった。 ビールを飲むためにはなるべくおかずの多い方がいい。 じゃあやっぱり幕の内・・いや、幕の内は平凡すぎる。 それならちょっと趣向を変えて鰻弁当・・ いや、なにも駅弁で鰻を食べることは無い。 だったら~・・・こういう時は決まってめちゃくちゃ迷う。 そしていつも後悔する。いや、久しぶりの列車の旅、 今日は絶対後悔しないぞ~・・それじゃあ~・・ そうだ!なんと言っても季節は秋。旬のもの、松茸弁当だ。  〜♫ベンベン


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