もぎたてカルテット

2008年4月10日

今年の桜は早かったですね~。
4月からは新年度。
お正月もそうですが、この4月も新しいスタートをきるのに
ふさわしいタイミングと言えるでしょう。

多摩川の桜

多摩川の土手、4月3日満開でした。

ところで、私が浪曲界に入ってかれこれ28年。
その後ず~っと新人が現れず15年ほど経った辺りから
やっと福助、ももこ、あかり、といった後輩たちが浪曲界入り。

それからさらに十数年・・・
ようやく本当の新人らしい若者たちが浪曲界に出現しました。
それも一人二人ではなく四人、しかも男性二人に女性二人という
絵に描いたようなバランス。
そしてまたこの連中が全員揃って素直で真面目。

浪曲界に入りたての頃、挨拶をさせていただいた松平国十郎先生から
「素晴らしい人間になってくださいよ。」
と言われたことを思い出します。

浪曲師は素晴らしい芸人である前に素晴らしい人間であれ!

この4人を見ていると浪曲界の将来に明るい光が差してきたよう・・・
何とかこのタイミングを大切に、と思い
ゴールデンウィークの5月6日に、
国立演芸場で私が主になりこの4人を皆様に紹介することにいたしました。
題して

「国本武春ともぎたてカルテット」~浪曲界 期待の新人 初お目見え!~

いつも舞台で言うことですが、若い時の成長は著しいものがあります。
そのスタートを目撃するということの貴重さ、重要さ・・・
これからの浪曲界を見守っていただくにあたり
決して見逃してはいけない大切な公演です。

武春堂で現在チケット取り扱い中!
あっと驚く特別プライスです。

一人でも多くの方に明日の浪曲界を占うこの貴重なイベント、
お越しいただけると幸いでございます。

もぎたてカルテット

左から、友歌、一太郎、雪絵、太福
孫文から贈られた「桃中軒」の書が4人を後から見守っております。

2008年4月10日