大須演芸場…など

2008年6月3日

名古屋の大須演芸場へ行ってまいりました。
今をときめく人気者、柳家喬太郎さんの落語と私の浪曲、
若手の落語家さんも加わり賑やかな会となりました。
客席の雰囲気では浪曲が初めて・・というお客さんが結構いた感じ、
これからはもっともっとたくさんの人達に
生の浪曲を聞いていただける努力をしないといけません。

話はぐっとさかのぼりますが、去る4月12日、浅草公会堂で
「デン助劇場復活公演」が催されました。
1部が演芸で2部が35年ぶりに復活したデン助劇場。
客席も超満員でしたが楽屋も超満員。
普段あまりご一緒できないような師匠方と楽しいひと時を過ごしました。

4月30日は木馬亭で「金魚亭」。
ここは本当に木馬亭か?
と思われるほど金魚で飾られた場内で
私も楽しく一席うならせていただきました。

それから前回のぶろぐにも書きました「もぎたてカルテット」。
国立演芸場の晴れ舞台で、入門したての4人が
とにかく一生懸命やってくれました。
未熟ながらもそれぞれの個性が際立ち
浪曲界の明るい未来を感じることができました。
満員のお客様、お越しいただきまして本当に有難うございました。

また、この「もぎたて・・」の連中が中心になって
5月から田原町の浪曲協会広間で「たけのこ塾」なる勉強会を始めました。
人前で演じることが何よりの勉強。
一回でも多くお客様に聞いていただき、ご意見などを参考にしながら
成長して行こうという会です。
毎月第3金曜日の午後7時から。
入場無料です。お時間がありましたら是非のぞいてやって下さい。
(お問い合わせ) 浪曲協会 03-3844-1611

三味線ワークショップも4月から始まりました。
三味線を持ったことがない人でも1日でロックンロールが弾けるようになります。
課題曲は前回から引き続き「堪忍ブギ」。
今回は経験者が増えてきたので、火の出るようなリード三味線も伝授いたします。
今後はおなじみの「ええじゃないか」もやる予定、
興味のある方、今からでも遅くありませんよ。

大須演芸場の入り口。い〜い感じでしょ
大須演芸場の客席。これもまたい〜い感じでしょ。

二葉しげる師匠と

「デン助劇場復活公演」浅草公会堂の楽屋。
「金もいらなきゃ女もいらぬ〜〜」でお馴染み、
玉川カルテットの二葉しげる師匠と。
私の母、国本晴美とは修行仲間でした。

奈々福と豊子師匠

「金魚亭の楽屋」にて。
金魚に扮した玉川奈々福と三味線の豊子師匠。
奈々福は金魚というより出番前の女子プロレスラー(失礼)みたい。

東家一太郎

「たけのこ塾」熱演中の東家一太郎。
広間には孫文から送られた「桃中軒」の書と
歴代の浪曲協会会長の写真が飾られています。
終演後はお茶のサービスもあります。お茶菓子は各自持参です。

三味線ワークショップ

三味線ワークショップの模様。(写真は前期のもの)
三味線は用意してあるので手ぶらで参加できます。

2008年6月3日

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