国本武春 ベンベン旅日記(番外編) 「浪曲とロックの話」

これは10年程前のインタビューから うーん 肩に力が入ってます 〜2002.01

 三味線でロックも出来る。意外なくらい相性が良い。ギターでやるよりも味が出たりする。  浪曲は、歌を聴かせるのが目的じゃない。歌を道具として物語や世界を表現するのが目的。だからロックでもブルースでもカントリーでもウケれば良い、お客さんが入りやすい表現を使うのが一番、そう思ってやっている。それが昔は浪曲の節をこねくり回すことだったし、今なら今風の音楽を取り入れること。それだけの話 。

 でも実は、三味線でロックが出来ることに気が付いたのは、津軽三味線の練習中だった。学生の頃にマンドリンをやっていたこともあって、「あれ?同じビートでできるな」と。試しにやってみたら、これがまた、かなりウケてしまって。ウケるんだったらこっちの方が良いじゃないか、って感じで、今も続けている。 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です